社員インタビュー 金型製造部編②
前回に公開いたしましたインタビュー記事の続きをお送りいたします。
引き続き、弊社金型設計の第一人者である I.Mさんにインタビューを受けていただきました。
目次
【金型製造部技術二課 I.Mさん】

Q1. 設計部門の体制はどのようになっていますか。
当社の設計部門は、2つの課で構成されています。
「技術1課」では、主にお客様向けの金型設計や生産技術を担当しています。一方、「技術2課」では、社内の製造ラインに供給する金型を中心に設計業務を行っています。全体では約30名の体制で、それぞれの得意分野を活かしながら、連携して設計業務を進めています。
Q2. ベテランから若手への技術伝承はどのように行っていますか。
現在はOJTを基本とし、実際の業務を通じて技術や考え方を伝えています。
一方で、OJTだけでは教育が十分に行き届かない部分もあるため、ナレッジシステムの構築・活用にも力を入れています。経験やノウハウを着実に蓄積し、次の世代へ引き継いでいける仕組みづくりを進めています。
Q3. 他社と比較して、当社の技術的な強みや特徴を教えてください。
当社の強みは、微細加工技術や複合技術に加え、それらを活かした一貫生産体制にあります。金型設計から量産までを社内で完結できるため、成形性や量産安定性を見据えた設計思想を金型に反映することが可能です。また、非接触三次元測定機やレーザー加工機などの最新設備を活用し、解析データを活用した高精度な金型づくりを実現しています。
Q4. 量産部門との連携において、特に大切にしていることは何ですか。
日頃から情報共有とコミュニケーションを密に取ることを大切にしています。
設計段階の狙いや注意点を早い段階で共有し、量産現場での懸念点や改善要望も随時フィードバックしてもらうことで、設計と現場の認識のズレを防ぐよう心掛けています。
こうしたやり取りを重ねることで、量産立ち上げ時のトラブル低減や、安定した品質の確保につなげています。

Q5. 最新の設計ツールや技術をどのように取り入れていますか。
展示会に足を運んで、最新の情報や技術動向について情報収集を行っています。
また、各メーカーの協力を得ながら、具体的な機能や活用事例について情報を入手しています。収集した情報は、設計部門内で共有し、実務への適用性や効果を見極めたうえで取り入れるようにしています。
Q6. 最近の金型設計で、新たに求められるようになってきた技術テーマはありますか。
最近では、金型起工前の段階で、解析をベースに成立性を確認してほしいという検討依頼が増えています。成形性や工程成立性を事前に確認し、試作や手直しを減らすことで、開発期間やコストの抑制につなげたいというニーズが背景にあります。
Q7. 今後、設計部門として強化していきたい技術分野はありますか。
今後は、絞り加工や鍛造技術の構築に力を入れていきたいと考えています。
これらの技術を強化することで、より難易度の高い形状や要求レベルの高い案件への対応力を高めていきます。あわせて、解析精度の向上にも取り組み、設計段階での検証精度を高めることで、手戻りの低減や量産立ち上げの安定化につなげていきたいと考えています。
最後に、この記事を読んでいただいている皆様へ
当社に金型設計を依頼するメリットは?
各種多様な金型設計の実績をもとに、初期段階から生産性を考慮した形状提案や、お客様の要望に合わせた柔軟な対応が可能です。また、当社の強みである高品質・高精度な金型を提供します。
設計の初期段階から検討を進めることで、どのような効果がありますか?
設計の初期段階から一緒に検討を進めることで、金型起工から量産開始までのリードタイムを短縮できます。また、過去の実績に基づき、成立性の高い形状を提案できるため、結果として生産性や品質の向上にもつながります。まずはお気軽にご相談ください。

本記事では、当社の金型設計に対する考え方や取り組みをご紹介しました。
今後は、金型製造を担う技術者へのインタビューも予定しております。
インタビュー内容について、「こんなことが聞いてみたい!」といったご要望がございましたら、下記フォームよりぜひご連絡ください。
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