プレス加工の工程紹介|生産ラインと取り組み
プレス加工の工程紹介
株式会社鈴木では、電子部品・自動車部品など多様な製品に対応するプレス加工を行っています。
ここでは、実際に当社の生産ラインで採用している代表的な工程の流れをご紹介します。
代表的な工程の流れ
(1) アンコイラー
コイル材をアンコイラーで安定して供給しています。アンコイラーを用いることで材料の送り出しがスムーズになり、段取り替えの効率化にもつながっています。さらにアンコイラーとレベラーを組み合わせることで、加工前に材料の平坦度を確保し、後工程での寸法精度を安定させています。
(2) プレス機
金型を用いて素材を目的の形状へ成形するメイン工程です。株式会社鈴木では金型を自社で設計・製造しており、複雑な形状品の対応や試作から量産へのスムーズな立ち上げを可能にしています。量産中の金型メンテナンスや改造も社内で即時に対応できるため、安定稼働と品質維持につながっています。
(3) 画像検査機
プレス加工後の製品は、自社で製作した画像検査装置で全数検査を実施しています。寸法確認に加え、製品によってはキズや打痕といった外観不良も自動で検出できます。さらに検査データを解析することで、不良の傾向分析や再発防止にも活用しています。これにより、安定した品質保証を実現しています。
(4) 多連巻取機
完成品は多連巻取機で効率的に回収され、次工程や出荷準備へと移行します。株式会社鈴木では製品の特性や後工程の要求に合わせて、必要に応じて巻取機を自社で設計・製作しています。張力制御や巻取り方式を工夫することで、反りやキズのない安定した回収を可能にしています。大量生産でも安定した品質と効率を両立しています。
まとめ
株式会社鈴木では、プレス加工ラインに用いる金型・画像検査装置に加え、用途に応じたカスタム仕様の巻取機を自社で設計・製作しています。これにより、品質の安定確保と迅速な改善対応を実現し、高精度で信頼性の高い製品を安定してお届けしています。
プレス加工のご相談がございましたら、ぜひお問い合わせください。
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